坐骨神経痛とは?

そもそも坐骨神経痛って?

坐骨神経痛という言葉を聞いたことがあるでしょうか。誤解されがちですが、この坐骨神経痛は決して病気ではありません。あくまで症状を示す言葉です。この坐骨神経痛とはなんでしょうか。簡単に言えば、坐骨神経が何らかの形で圧迫されることによって生じる神経痛をまとめて坐骨神経痛と呼ぶのです。

一般的には、お尻から太ももにかけて鋭い痛みが走ります。しかし症状は人によって様々で、天気によっても変化する場合があります。激痛が走る人もいれば鈍痛がずっと続く人もいます。さらにある動作をした時だけ痛みが走るという特徴もあります。加えてぎっくり腰やヘルニアなどとは異なり、痛みがないときでもずっと不快感を感じるという特徴もあるのです。この痛みは我慢できない範囲ではない場合が多いため、ほとんどの人が医療機関に通うことなく我慢してしまいます。結果として治療が遅れ深刻な症状になってしまう場合が少なくないのです。

基本的には筋肉が衰えてくる年配者に発生することが多い症状ですが、近年では若者のあいだにもよく見られる症状になってきました。症状が深刻になると神経痛の範囲がひろがってしまいますので、なるべく早く医療機関を受診することが重要です。確かに医療機関に行くのは面倒くさいことかもしれませんが、坐骨神経痛は侮ることのできない症状なのです。ですから痛みを我慢せずに医療機関に行き、早期に治療することによって快方へ向かうよう努力を払いたいものです。

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